うまくラッチオンができると、母乳を効率的に飲めるようになる
- 母乳を効率よく飲む方法
- おっぱいや乳首がキズつかない・痛くない飲み方
- 赤ちゃんがしっかり飲めているかのセルフチェック法
ラッチオンって何だろう?
「ラッチオン」とは、『⾚ちゃんがママのおっぱいを乳輪部までパクッと深くくわえること』を言います。うまくラッチオンができると、⾚ちゃんの唇は上下とも外側に開いて吸盤のようにママのおっぱいにぴったり吸いつきます。これにより赤ちゃんの⼝の中は密閉状態になり、⺟乳を効率的に飲むことができます。
ロを大きく開けて上下の唇が
外側に開いておっぱいに密着。
逆にママの乳首の先だけを浅くくわえてしまうと、うまく母乳が出てこず、思うように母乳が飲めなかったり、ママの乳首のトラブルにもつながるため、「ラッチオン」はとても大切です。
口先で乳首だけをくわえてしまう。
ラッチオンはママと赤ちゃんの
協同作業
「ラッチオン」はママと⾚ちゃんの協同作業であり、トライ&エラーを繰り返しながら、ママと赤ちゃんの要素がうまくかみ合っていくようになります。あせらず時間をかけて、それぞれの親⼦の授乳スタイルを築き上げていきましょう。
[ラッチオンがうまくいくための要素]
ママの要素
- ママの乳首の形
- ママの乳輪・乳房の大きさ
- ママの母乳の量(出方)
- ママの授乳姿勢 など
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赤ちゃんの要素
- 赤ちゃんの口の大きさ
- 赤ちゃんの吸いつく力
- 赤ちゃんの吸う力
- 赤ちゃんの飲み込む力
赤ちゃんって、すごい!哺乳のヒミツ
⾚ちゃんは、⺟乳を効率的に飲むために、⼤⼈には真似ができない独特な舌や口の動きをします。
不思議な舌の動きで母乳を引き出す
おっぱいを飲んでいる時、⾚ちゃんの⾆は波打つような動きをしています。じつは、この動きが⺟乳をたくさん引き出す秘訣。⾚ちゃんの⾆の動きに合わせて、ママの乳⾸はニュ〜ッと伸びたり、元の形に戻ったりしながら、母乳が引き出されます。
ゴクゴク飲んでも、むせ込みにくい
⾚ちゃんの気管の⼊⼝は、⼤⼈のそれと違い、むせ込みにくい構造になっています。また、ものを飲む時のお口の動きや呼吸の仕方も大人とは違うんです。
トライ&エラーの繰り返しで
必ず見つかる
それぞれの親子のラッチオン
充分な栄養を与えたいと心から願うママ、命がけでおっぱいを飲む赤ちゃん。でも2人とも初心者で手探りです。乳首をふくませようとしても口に入れてくれない、ようやく寝たのにすぐに起きる。ママは「無事に育つのか」という不安と不満にかられ、赤ちゃんも泣いたりぐずったり、寝たり寝なかったり、不安定な様子で、尽きない不安とかすかな恐怖さえ漂うこともあります。
でも大丈夫です。ママも赤ちゃんも、ちゃんと育ちます。うまく口に入らなくても、ちょっとしか寝なくても、泣きながらでも、トライ&エラーです。必ず自分たちのやり方が見つかります。
ラッチオンのセルフチェック
⾚ちゃんがしっかり飲めているかどうかわからない時は、おっぱいを深くくわえるラッチオンがうまくできている感覚を知っておくと、セルフチェックができて安⼼です。
赤ちゃんの飲み方が「ゴクゴク」「グビグビ」「ゴックンゴックン」など
「チュパチュパ」や「ピチャピチャ」という音がする飲み方は、赤ちゃんがちゃんと飲めていない証拠。赤ちゃんの飲む音に耳をすませてみましょう。
赤ちゃんの口が吸盤のように密着した感触
乳輪部まで深くくわえている⾚ちゃんの唇が、吸盤のように吸いついていますか?お⼝の中が密閉状態になると、⺟乳を引き出しやすくなります。
吸われても乳首が痛くない
⾚ちゃんの乳首のくわえ⽅が浅いと、ママの乳⾸が痛くなり、おっぱいトラブルの原因になります。
乳首と赤ちゃんの口が同じ高さになっている
ママの乳首と赤ちゃんの口の⾼さが同じくらいになっているのがベストです。授乳姿勢もそうなるように考え、調整のために必要に応じて授乳クッションや折りたたんだバスタオルなどを使ってください。
こんな時は、赤ちゃんが
うまく飲めていないかも
赤ちゃんがむせたり咳き込んだりする、唇を巻き込んでいる、下あごがおっぱいにくっついていないなどは、うまく飲めていない証拠です。
口の中に指を挿し入れて静かに乳首から離し、またくわえ直させて、飲み方を調節しましょう。
